【初歩】対人の耐性や特効の話
こんにちは。
アースドライブ型を解体して対人装備を揃えようとしたら全体的に中途半端になってしまったりうりぅです。
新サクリルーン星の追加で、これまで対人に興味なかったクルセ系専門の方なんかが対人に興味持ったりするかなぁと思い、今回は対人の仕様とか考え方とかについて書いていこうかと思います。
タイトルにもありますが、細かい計算式とかはひとまず置いておいて、これまで対人あまりやってこなかった方や対ボス装備でそのまま対人やってたような方向けの本当に基本的なところの話をしていきます。
今回は対人での耐性やらの話。
例えばボスが相手ならdefを上げてダメージ軽減を積めば割と見た目の耐性通りにダメージはどんどん減っていきます。
しかしこれが対人だと、耐性を積んでも見た目ほどダメージが減らなかったり、十分に見える耐性を積んでいるにもかかわらず相手の火力が高すぎて即死したりします。
これなんでかというと、プレイヤーはモンスターやボスと違って基本のatkやmatkの他に物理ダメージUPや属性ダメージUPなんかの特効ステータスを持っているからです。
「そんなんわかってらぁ!物理ダメ+50%持ってる人に殴られたら1.5倍食らう。それが属性1.5倍やら物理貫通60%やらなんやら乗算されるから強い人はとんでもない火力なんだろっ!!」
対人あまりやっていないとこういうイメージの方居るんじゃないでしょうか。
あながち間違いでもないのですが、その効果を甘く見過ぎではないでしょうか。
ラグマスの耐性と特効は相殺し合うのです。
※下記の式は簡単に説明するための例です。実際にはもう少し複雑な式になっています。
例えばあなたの物理ダメージ軽減が90%あるとしましょう。
90%のダメージが軽減され、受けるダメージは元の10%になります。
これが、同じ相手が物理ダメージ増加50%を持ってきたとしましょう。
90%-50%=40%のダメージが軽減され、受けるダメージは元の60%になります。
ここで、前者と受けるダメージを比べてみるとなんと6倍。攻撃側は+50%の物理ダメージ増加をつけただけなのにダメージが6倍になったわけです。もちろん逆も同じです。上記の例からさらに受ける側が物理ダメージ軽減を50%追加で盛ると受けるダメージは1/6。
耐性や特攻の〜%というのはあくまでも式の中での〜%であり、実際に及ぼす効果は見た目の数字よりも遥かに高かったりするわけです。
また、耐性の盛り方も大切です。
例えば物理ダメージ軽減50%、属性ダメージ軽減50%合わせて100%の耐性を積んだとします。
受けるダメージは50%軽減が2度かかり元のダメージの25%になります。
次に、物理ダメージ軽減80%、属性ダメージ軽減20%の合わせて100%の耐性を積んだとします。すると
受けるダメージは80%軽減で20%に、そこにさらに20%軽減がかかり、元のダメージの16%に。
合計は同じ100%の耐性を積んだ場合でも、結果は大きく変わったりします。
ここでまた相殺の話に戻ります。
例えば相手が物理ダメージ増加100%、属性ダメージ増加20%を持っていたとしましょう。
与えてくるダメージは1×2×1.2=240%の威力です。
ここに物理ダメージ軽減50%で受けるとしましょう。すると
ダメージは1×(2-0.5)×1.2=180%の威力
では次に属性ダメージ軽減50%で受けるとどうなるのか。
ダメージは1×2×(1.2-0.5)=140%の威力
となるわけです。
つまり耐性は相手が盛っていない特効の部分にぶつけると効果が大きくなるという話です。
こういったことの積み重ねで、対人が強い人はあり得ないほど頑丈だったり、とんでもない火力で殴って来たりするわけなのです。
これから対人装備やステータスを調整してみようかなという方はこの辺り考えながらやるともう一歩強くなれるかもしれません。